
1等車と2等車の違い
イタリアの1等と2等の場合は座席の布の材質が違う、とかデザインが違う、という事意外に極端に大きな違いは見受けられません。 時々、車両が足りないのか、1等車に 2 と書いた紙をドアーに貼り付けて2等車に仕立てている事もあります。 ただ、やはり1等はお値段が張るため、人は少なめです。
Euro Starの指定席
イタリアの新幹線Euro Starは基本的に全席指定で切符の料金の中に座席の予約料も含まれています。 しかしながら、出発までに間もない列車などは(列車が始発駅を出てしまっていた場合など)予約を入れる事はできません。 そのため、全席予約といいながらもEuro Starには予約が入れられなかった方のために自由席も設けられています。 それは車両の 9 10 11 号車の3両です。 覚えておくと便利でしょう。
又、帰りの時刻が分からない場合などは帰りのEuro Starの切符を購入する時に予約無しで購入する事も可能です。 この場合には帰りの駅で予約を入れてもらう事になりますがこの場合の予約料は無料です。 予約変更時のみ、手数料がかかりますが例え別の列車に入れてあった予約であっても空いていれば、全く別の列車の自由席に座って移動する事は可能です。
予約は入れた方が良い?
週末(金土日)の移動、7月8月の移動、4月の復活祭の時期の移動は絶対に入れた方が良いでしょう。 特に7月8月のミラノからヴェネツィア行きなどは1等車であっても通路に人が溢れ、立っていかなくてはいけないような状況です。 まさか1等車で、という事もありますので是非とも不安だな、と思ったら予約を入れて下さい。 予約は出発駅に関わらず、どこのイタリア国鉄駅でも入れることが出来ます。 料金は約3.30Euroです。
予約席
Prenotato(プレノタート) と書かれていたらそこは予約済み席です。 良く見ていただきますと、いすが並んだ車両の場合には網棚のところ、個室の中に座席が6つあるコンパートメント式車両では各個室入り口のドアーのところに紙が挟んであり、その紙に
Prenotato 乗り込んでくる駅名 から 降りる駅名 まで 座席番号
と記されています。 つまり、この予約間以外ならそこに座っても良いのです。 混んでいてどうしても席が見つからない時の裏技として覚えておくと良いかもしれません。
それでも座る場所がない
だったら通路に座って下さい。 右の写真のようにコンパートメント式の車両の通路や乗車口などにはこのような引き倒し式のいすが付いています。 これを引き倒して腰掛ければ良いのです。 これを御存知の方はとても少ないのでどうしても空き席が見つからない時はこの手を使って下さい。 この席は大人が十分座れます。
尚、イタリアの電車は全席と禁煙車両は決まっています。 御注意ください。
一枚の切符で
イタリアの列車の切符は基本的に途中下車を認めています。 この場合、例えば、ミラノからヴェネツィアに行く時など、ミラノからヴェネツィアに直行してしまうのではなく、ちょっと頭を使ってその途中にある、中世の街、ヴェローナで途中下車して街を散策した後、又、同じ切符でヴェローナ発ヴェネツィア行きの列車に乗り(この時にはヴェローナ駅では切符に印字はしません。 始発のミラノでのみ、刻印をします)、ヴェネツィアに向かう、といった事もできます。 列車の切符はその距離により、有効期間が決まっているので距離によっては翌日その街を発つ、などという芸当も出来ますが状況により、異なって来ますので詳細は車掌さんに尋ねられる事をお勧めします。 しかしながら同日中であれば、途中下車に関しては全く問題ありませんのでイタリア国鉄の切符を有効に活用される事をお勧めします。
食堂車
食堂車が付属している車両はありますが出てくるものは・・・ 正直、飛行機のエコノミークラスの機内食よりもお粗末、という感じが致します。 食事は加工済みのパックに入って密封してある物をレンジで暖めて出すだけです。 ですからパスタ、と言っても列車内で茹でる訳では当然なく、白い紙トレイに入って密封されている加工済みパスタをレンジで暖めて出してくれるだけです。 しかも金額がこんなパスタ1つで15.000−20.000Lit位もします。 もし、どうしてもお腹が空かれているようでしたらどうぞ・・・
車内販売
食堂車が付属している車両でなくても日本と同じように Euro Star や 特急Inter Cityであれば、車内販売が回って来ます。 飲み物、スナック、イタリア風サンドウィッチのパニーノなどが販売されています。
Euro Starのおまけ
イタリアの新幹線、エウロ・スターに乗られますと、1等車の場合、乗り込んだ駅を出てすぐにおまけを配達に来てくれます。 このおまけはビスケットですとか、ピーナッツですとか、その時の車両によりまちまちですがとても嬉しいおまけです。 このような食べ物の代わりにジュースを選ぶ事もできます。
Euro Starのスーツケース置き場
特急Inter Cityを含む列車は普通、みなスーツケースを自分の傍に置けるのですが、イタリアの新幹線Euro Starの場合、スーツケースなどの大きい荷物は乗車口そばにスーツケース用スペースがありますのでそこに置く事になります。 が、私の知り合いはそこにスーツケースを置いておいたら列車のドアが閉まる瞬間に突然、スーツケースを表に引っ張り出されて持っていかれた(ドアーは閉まってしまったので後、どうにもならなかった)、という体験を実際に致しております。 そのような理由に依り、出来るのであれば、例え手間でも列車が次の駅に停車している間は荷物を見に行って見張っていた方が良いかもしれません。